「ねばり」と「もろさ」の心理学(2002文庫)

「ねばり」と「もろさ」の心理学(2002文庫)

現代人は、ピンチや困難に陥った時「どうせムリ」「そんなことをしても意味がない」と、何もしないうちから諦めてしまいがち。それでは、いざチャンスが目の前に来てもつかむことができないのだ。
ピンチや困難に陥った時、「仕方がない」とすぐに諦めてしまう人は、いざチャンスが目の前に来てもつかめない。自分の置かれた状況でとにかく出来ることをやってみる人こそ、自信に目覚め、真の幸福をつかめるのだ…。

本書は、「無気力」「おっくう」になる心理的原因を分析し、受身の生き方から活力ある人生に転換させるために、どう考え、何をすればよいのかを提言する。
人は失敗によって鍛えられてきた。ならば、失敗ばかりの人生を嘆き、失敗と不幸を結びつけて考えることこそが間違いなのではないか……と著者はいう。

そこで「[努力より欲求不満のままが楽]という危険」「理屈屋とは[困難と戦えない人]をいう」「何故[どうせ]が先に出てしまうのか」「無気力空間からの脱出」などの具体例をあげながら、自分の置かれた状況の中で、とにかく出来ることをやってみることの大切さをアドバイス。自信に目覚め、真の幸福をつかむヒントが満載!

生きる力と希望が湧いてくる本。

ハードカバーもあります。

<著作からの抜粋>
1. 人生にはある程度の困難があった方がよい
2. 失敗と戦うことで幸せになれる
3. 幸せであることと幸せに気付くことは別である
4. 親に演技する“よい子”
5. 心の底の絶望感が顔を通して表れる
6. 偽りの自分を他人に演じるな
7. 受け身の人ほど不満をもらす

出版社: PHP研究所 (2002/02)
ISBN-10: 4569576893
ISBN-13: 978-4569576893

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