生きることに疲れたあなたが一番にしなければならないこと</br>加藤諦三の新・人間関係論

生きることに疲れたあなたが一番にしなければならないこと
加藤諦三の新・人間関係論

囚われからの解放。過去からの解放。

現代は目に見えない罠に囚われている。
そして一人一人は暗闇の中で迷子になっている。
しかも自分たちが囚われていることに気がついていない。
迷子になっていることにも気がついていない。
ただ理由のない不安に襲われている。

人と人との関係は密であることで、救われるのに、それさえもが望ましくないという時代である。
かつて、デービット・リースマンの「孤独な群衆」が話題になったが、今は「孤独な群衆」ですらない。

今の時代の急務は、目に見えない罠に囚われている自分たち自身を理解することである。罠を理解することである。

この本は、そういう問題意識の元に講義を補足してまとめたものである。
(口語調になっている部分が多いのはそのためである。)

<目次>
はじめに
【第1部】新・人間関係論【感情をコントロールしよう】
第一章 人間は人間関係の中で生きている
第二章 人の話を聞くこと
第三章 自分の心の葛藤に直面することを逃げている
第四章 一番大切なのは自分に対する責任
第五章 私はどういう人間関係の中で今まで生きてきたのか
第六章 なぜパーソナリティーは貧困化するか
第七章 なぜ今この感情なのか

【第2部】新・人間関係論【人を見て態度を変えよう】
第一章 体は現在、心は過去に
第二章 今の刺激に今の自分で反応する
第三章 人生で大切なことは人を見て態度を変えること
第四章 真の自立は過去からの解放
第五章 人は人間関係の中で生きている
あとがき

「早稲田新書」創刊 リモート記者発表(2020年11月30日 開催)
本書 関連部分は、11:15〜25:55です。



発売日 : 2020/12/10
ISBN-10 : 4657200127
ISBN-13 : 978-4657200129
出版社 : 早稲田大学出版部

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