あなたは、あなたなりに生きれば良い。</br>自分の無意識に気づき、それを認めれば、道は拓ける

あなたは、あなたなりに生きれば良い。
自分の無意識に気づき、それを認めれば、道は拓ける

世の中には、客観的には結構恵まれているのに、慢性的に不幸な人がいる。
そんな慢性的に不幸な人でも、生きかたの心構えによっては、幸せになれる人も多い。

 少し頭を切り替えれば、
 そんなに辛くなくても生きられる。
 そして実際少し積極的になって幸せな人生を送る人もいる。

でも、その「少しだけ」でいい「少し積極的」になれない人が多い。
なぜか?
その人の無意識にある内なる障害があるからである。

無意識にある内なる障害ゆえに、ほんの少しの頭の切り替えができない。

「幸福になりやすいたち」で、特に運がよくなくても幸福になる人もいれば、最高の環境がそろっても不幸な人もいる。「註、Tatarkiewicz,  Analysis of Happiness, 加藤諦三訳、こう考えると生きることが嬉しくなる、 三笠書房、1991年8月15日、216頁」。

この本では、ほんの少しの頭の切り替えをする障害になる「内なる障害」が何であるかを考えた。
その「少し」が、できるかできないかが、その人の人生を決める。
つまりその人の無意識の何かが、その人の人生を決める。

ちょっと見方を変えるだけで、幸せになれる人も多い。
でもその「ちょっと」がなかなかできない。

その「ちょっと見方を変えることの障害」になるのが、カレン・ホルナイのいう「内なる障害」inner obstacleである。外の障害ではない。
カレン・ホルナイは最終講義で、inner obstacleという言葉を使っている。「註、Karen Horney  Edited by Douglash.Ingram,  Final Lecture, W/W/Norton $ Company, 1987」
 
「私のinner obstacleは何か?」、それを考えるのが幸せへの鍵である。
inner obstacleを乗り越える、それがこの本の目的である。

カレン・ホルナイは、サディズム的愛の説明の中で「彼女は人生に対する怒りを持っている。なぜなら彼女の期待は全て実現しないから。

彼女は幸せになれるものを全て持っている。安全も、家も、献身的な夫も。
しかし彼女は内的な理由「inner reasons」で、何ものも楽しめない。

出版社 : 三笠書房 (2020/10/5)
ISBN-10 : 4837928366
ISBN-13 : 978-4837928362

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