トラブルを生む考え方(『自分に負けない生きかた』)

『自分に負けない生き方』より

シーベリーはトラブルを生む考え方を上げている。

 第一に他人の重荷をしょい込む。
 第二に疲れ過ぎて遊びを知らない、
 第三に自分が終始悩まされているからと言って、他人を非難すること、
 第四に自分は運に見放されていると思っていること。

 もしなんの心理的問題もなく愛情から「他人の重荷をしょい込む」のなら、後で「何で私だけがこんなに苦労をしなければならないのだ」と何時も不満になることはないはずである。

「無私にもとずいた義務の重荷」
「義務の美名の元にふりかかってきた」ものをみな引き受けて、いつも「はい、いいわよ」と笑顔でいる人。
 何かを期待するくらいなら、人に好意など施すなとシーベリーは述べている。

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