● 2020年度 春期(4 〜6月) 早稲田大学エクステンションセンター 講座開講

【月曜 10:40〜12:10】「4 神経症とコミュニケーション」
 全10回(予定:4/6〜6/15)
※本講座は「3 現代と心の病」を受講したことがある方が対象となります。

<目標>
神経症には色々な定義がある。「神経症はパーソナリティーの中に矛盾した傾向を伴う」(ロロ・メイ)。「全ての神経症者には抑圧がある」(ジョージ・ウエインバーグ)。あるいは「神経症は病気ではない。人生に対する臆病な態度だ」と言う人もいる(ベラン・ウルフ)。中には神経症と言う言葉はあまりにも意味が広いので使わないという人もいる。問題は定義ではなく、人はなぜこんなにいきにくいのかと言うことを考えることである。
<講義概要>
神経症になる様な人は皆不満である。その不満の原因が周囲の世界にある場合もあれば、本人に原因がある場合もある。問題は本人に原因があるときである。その原因を探る。そもそも「それが欲しい」と言うこと自体がおかしいと言うことが沢山ある。それにふさわしい努力をしないで、それを望むのが神経症的要求である。

【木曜 10:40〜12:10】「執着性格とうつ病」
 全10回(予定:4/9〜6/11)
<目標>
生きるエネルギーが全開している人と、萎縮している人がいる。潜在的能力の発揮を妨害しているものを理解し、生きる能力をいかに前向きに発揮するかを考える。
<講義概要>
うつ病は現代の解決すべき大テーマの一つですが、高齢者のうつ病問題とともに、うつ病の低年齢化も問題です。うつ病は誰よりも理解を必要とされながら誰よりも理解されないという。そのうつ病の諸問題を、人はいかに生きるかを問題意識としながらうつ病の病前性格である執着性格の問題とともに考える。