●2018年4月開講 早稲田大学エクステンションセンター 講座

【月曜 10:40〜12:10】「神経症とコミュニケーション」
 全10回(予定:4/9〜6/18)
神経症には色々な定義がある。「神経症はパーソナリティーの中に矛盾した傾向を伴う」(ロロ・メイ)。「全ての神経症者には抑圧がある」(ジョージ・ウエインバーグ)。あるいは「神経症は病気ではない。人生に対する臆病な態度だ」と言う人もいる(ベラン・ウルフ)。中には神経症と言う言葉はあまりにも意味が広いので使わないという人もいる。問題は定義ではなく、人はなぜこんなにいきにくいのかと言うことを考えることである。

【木曜 10:40〜12:10】「心の健康と体の健康」
 全10回(予定:4/12〜6/21)
心の健康と体との関係があることは色々な研究で明らかになってきたが、本講座では心の健康が、体の健康に深く関わっていることを理解すると同時に心の健康と病とは何かも考える。
そして極めて難しいことではあるが、心の病から心の健康への道を可能な限り考える。

【金曜 10:40〜12:10】「パーソナリティ論」
 全10回(予定:4/13〜6/22)
パーソナリティーは段階を追って成長する。かつて生活環境において相互扶助のシステムが機能していた時には人々の情緒的成熟には今ほどの大きな違いはなかった。現代人の情緒的成熟のギャップを理解できるようになることが本講座の目標である。

【金曜 14:45〜16:15】「ストレスの時代」
 全10回(予定:4/13〜6/22)
優れた現実認識「Superior perception of reality」を持てる様になることが目標。優れた現実認識の反対が抑圧である。いかに抑圧のない人間になれることを目標とする。同じ状況で感じる不安は人によって違う。不安に対応できる様な人間になることが目標。