ハーヴァード大学で考えたこと (2018.09.20)

人類は方向性を見失った。人々は自分たちがどう生きて良いのかという生き方を見失った。

 自分達が今どこに居るか、どこに向かっているかが分からなくなっている。自分は今どこに行きたいのかという願望も意志も失った。

 意味を求める心が敗北し、虚無感が勝利した。

 これからどう言う方向に生きるエネルギーを向けるのが理想なのか、どう生きたら良いかが全く分からない混迷の時代の始まりを象徴的に表しているのがトランプ大統領の登場である。

 トランプ大統領の登場は、人類に警報を鳴らしている。

 「なぜかくも愚かな人間が世界の最高権力者につけたのか?」と言うことを解き明かすことが、次の時代を切り開く鍵である。

 これから経済はますます栄え、人々はますます不幸になっていくと7割の人は予想している。

 希望を失った人が意味ある人生を生きていけないように、希望を失った人類の心はすぐに破綻する。

 今、共同体の崩壊という現実のなかで、どう生きるかを考え、提示することが、いかなる科学技術の発明よりも今の人類に、緊急に必要なことである。

 その鍵はコミュニケーション能力である。いかにして自然なコミュニケーションを回復するのか?

 リンカーンがゲティスバーグで講演したときには、人類は今どこに居て、何処に向かうべきかが明確に分かっていた。

 レキシントンの一発の銃声がなったとき、それは人類の新しい時代へのスタートであることを人々は確信していた。目標は明確だった。

 今その時代が終わって、新しい不安と混迷の時代が始まった。

 この時代を切り抜け、新しい時代を切り開くのは自然なコミュニケーションの新しいかたち。