自分を嫌うな 他人に「振り回されない生き方」のヒント(1984年 文庫)
<目次>
はじめに──「自分を好きになる」が人生を楽しむキーワード
第1章 弱い自分をつくる感情群
●“今の自分”に自信がもてなかったら……
“ありのままの自分”を見つめる
自分の宿命を受け入れる
心は裸で歩くことができる
ダメな予感は不安と恐怖から
●自分がいちばん認めたくないものは何か
なぜ自分にウソをついてしまうのか
“臭いものにふた”の深層心理
失敗しない生き方の落とし穴
●自分はなんだか好かれていない……
“完璧な自分”を演じようとするのはなぜか
弱みを人に見せられない弱み
他人から何を期待されているのか
一生懸命やってもうまくいかない人の人生観
●どこかで自分を見下していないか
生きることを恐れる人の心理
劣等感は自分を傷つける
必要以上に自分を低く見てはいけない
●なぜ人に“負い目”を感じるのか
なぜ彼は自信を失ってしまったか
いつも何かに追われている気がする
高すぎる自我理想が苦しめている
自分を救う“心の温かさ”とは?
不機嫌・不愉快にどう対処するか
“なすべきこと”と“できること”をきちんと見定める
●嫌いな自分・悪い自分とどうつきあうか
まわりの評価が気になる人
なぜ背伸びをしてしまうのか
まず生活習慣を変えてみる
自分のほうから希望を捨てているのに気がつかない
“やましさ”を隠すための正義感・義務感
無欲のふり、善意のふり
第2章 なぜ甘えるか、なぜくやしいか
●恩きせがましくなる愛
高すぎる目標をもつことはない
自分への否定的イメジを取り除く
負い目を負わせる側の心理
余暇の増大がうつ病をつくる
恩きせがましさ
●何かを信じ、すがりつきたい心
なぜ虚勢を張るのか
愛情豊かな人間になる
●ひとりよがり人間の甘え
甘えたおとなをひと皮むけば
他人の心の痛みがわからない人
甘えは自己不在の証明
●“甘え”が心をむしばんでいる
「とにかく、すべて受け入れてほしい」
“甘え”につけこまれるな
●“くやしさ”の味
ひ弱な“うぬぼれ”
高慢な人ほどくやしさを味わう
自分をダメにする愛し方
憎しみのとりこ<になっては人生が台なし
●ひっきりなしのプレッシャに負けない
どんどん拡大する抑圧
自分の心がゆがんでしまう時
第3章 淋しい人間関係はもうたくさん
●八方美人のかぎりない孤独
嫌われないけど、愛されもしない
「まず相手の望む人間」にならなければならない……!?
人格を認められない八方美人
つい、他人にいい顔をしてしまう
●権威主義の裏に劣等感が見える
おもちゃにされた人生
喜びや興奮を忘れてはいないか
生きることを義務にしてしまうから疲れてしまう
●挫折感・コンプレックスを共有しない
“わざとらしさ”を見抜く
真実から眼をそらさない
第4章 自分に対する見方をちょっと変えてみる
●黒いカラスを白いと主張しても
なぜ受け身になってしまうのか
競争意識が強すぎはしないか
●不安感を打ち破る法
心の空しさを何で満たすか
着実に世界を広げていく
●自分のことが好きになるために
自分を低くしか評価しないのはどうしてか
嫌いな自分を打ち破る
●コペルニクス的転回であなたの探している人生を見つける
本当に自分の眼で見、自分の頭で考えているか
八方ふさがりを突破する発想の転回
現実を見つめ、「自分」を受け入れて生きる
あとがき
出版社: 三笠書房 (1984/12)
ISBN-10: 4837900240
ISBN-13: 978-4837900245