「平気で他人を攻撃する人たち」(だいわ文庫)
「平気で他人を攻撃する人たち」(だいわ文庫)

「平気で他人を攻撃する人たち」(だいわ文庫)

なぜ許せなくなってしまうのか?
人生相談のレジェンドが人間心理の深淵に迫る!

あなたの隣にいる「邪悪な人間」

彼らは
どこにでもいる。

束縛、パワハラ、いじめm、DV
職場や学校、家族に潜む
平気で他人を攻撃する人たち。

他人を傷つけても
あたかも自分が被害者であるかのように振る舞うー

どれだけ厳しく叱責しても
どんな暴言を吐いても
「反撃してこない人(=ターゲット)」を探し
思い通りに支配しようとする。

不満と怒りの矛先を
「無関係の弱い相手」にぶつける人の心理構造を解き明かす。

第1部 攻撃性を置き換えてしまう人

第1章 「攻撃性の置き換え」とは
不満から目をそらしている人は危険
心のバランスを保つためにいじめる
うわべはいい人のふりして隠れDV
現実を直視できないゆえの行動
憎しみの抑圧がそうさせる

第2章 攻撃的になる人の心理
なぜ突然、豹変するのか
子どもの喧嘩でキレる親
過去を清算できていない人ほど泥沼に
「子どものため」は攻撃の絶好の合理化
ターゲットは、自分より弱い人
本人に悪気はまったくない
情緒的未成熟な親が子どもをつぶす
コミュニケーション能力を喪失している

第3章 関係の貧困が生む問題
娘の人生を壊していく母親
父親への愛着心と復讐心
職場の同僚への異常な嫌悪感
きょうだい間の差別をやめない親
ストレスに苦しむ人は、真実を認めたがらない
日記のなかにまったく違う子どもがいる
ストーリーなき殺人犯罪の元凶
非現実的に高い期待をかける父親

第4章 自責のややこしさ
自分を責めるのに必死な人
元夫への思いが強すぎる人
嫌われることへの恐怖心がある人
いつも怯えて生きてきた人
服従依存を強いられてきた人
感情を抑圧してばかりいる人

第5章 意図が見えにくい攻撃
攻撃する人も不安を抱いている
不安な人がもつ強烈な敵意
弱さを見せてくる人に要注意

第6章 標的にならないためには
我慢が人を攻撃的にする
弱さと優しさは隠しなさい
黙っていてはいけない
戦う人は攻撃対象にならない
神経症的要求に応えてはいけない

第2部 トランスフォームする人

第1章 「過去に囚われる」とは
昔の関係が解決していない
心理的束縛から逃れていない
コーポレイト・ネガホリズム
断念こそが唯一の出口
不安定性愛着を引きずる人
「し過ぎる」人が抱いている恐怖
屈辱を屈辱と感じていない
皆救いのない努力をしている
自分を被害者にする人
夫に甘えられない人

第2章 人生で戦うべき戦場
なぜ人を拒否してしまうのか
愛と憎しみの矛盾した感情
自分の弱点ばかりに囚われてしまう人
姉との関係を卒業できていない人
落ち込むのは悪いことではない

第3章 私固有の人生をつくる
何をしていても焦っている人
精神的死をもって人生をはじめた人
憎しみを自我に統合する
心理的に自立するとは
生産的に生きるとは
過去と縁が切れる人
新しい自我の形成
自己蔑視する人は暗示に弱い
周囲の笑い声に敏感な人
今までの付き合いから離れるには

本作品は、2019年1月に刊行された「平気で他人を攻撃する人たち」を文庫化したものです。

出版社 ‏ : ‎ 大和書房 (2025/3/12)
言語 ‏ : ‎ 日本語
文庫 ‏ : ‎ 224ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4479321233
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4479321231
寸法 ‏ : ‎ 15 x 10.5 x 1.2 cm

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