先にイソップ物語の「あのブドウは酸っぱい」と言ったキツネの話を書いた。
そこで書いたことの他にこのキツネの物語にはもう一つ大切なことがある。
それはキツネの周りには信頼関係がないと言うことである。
ありのままの自分に価値があると感じている人の周りには質の良い人が集まる。
イソップ物語のキツネには「やってごらん」と言う仲間がいなかった。
もしそう言ってくれる仲間がいたら、「あのブドウは酸っぱい」と言わないで、ブドウを取ってみようと挑戦する。自分にウソをつかないで挑戦する。
木によじ登ろうとしていれば、そこで始めて自分はキツネなのだと分かる。「自分はキツネだ」と分かると同時にありのままの自分に自信がつく。
「あのブドウは酸っぱい」とウソを言って、そこを立ち去るから、ブドウに未練が残る。
自分を受け入れられない人は親しい仲間がいない。
自分の運命を受け入れられない人は仲間が悪い。心の底では孤独である。
どんなに友達がたくさんいるふりをしても孤独な人は、周囲が敵意。
そして自分の心の底には憎しみがある。