加藤諦三の言葉 第357回 [2009/07/02]

自分を知らないから、トラブルが起きる。
自分のうけいれ方」(PHP文庫)

例えば恋愛をした。
相手はウサギかもしれないのに、ゾウさんと思えば恋愛は上手くいかない。
また蟻をゾウと思って振られた。そうしたら相手に未練が残る。
未練は好きなものがないと言うことである。
キツネは「酸っぱい」といった後、どんな気持ちになるか?
おそらく心の中でブドウについて勝手に想像を広げている。
心の底のそのまた底では「ブドウは酸っぱくない」と言うことを知っている。だからブドウへの未練は残る。

妬んでいたり、僻んでいる人は、どうしても人との間にトラブルが起きてくる。
自分を知らないから、トラブルが起きる。
「なぜ?」と考えれば、自分がキツネと分かる。
自分を受け入れるとは、「自分はキツネだから、ブドウを欲しがらないはず」と言うことである。
無謀なことをしているときには自分を受け入れることが出来ないでいる時である。
そうしたときには「自分は今なんの不満があるのか?」と考える。


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