加藤諦三の言葉 第319回 [2008/01/09]

何か一つ捨てる。
「今日という日の使い方」「三笠書房」

 部屋を整理する気にならなければ、部屋にあるものを何か一つ捨てるというのでも良い。
 おそらくあなたの部屋には必要なくなったものがいくつかあるに違いない。中にはもしかすると捨てる事が出来なくてご
みの山のような部屋に住んでいる人もいるかもしれない。
 もしあなたがこのように極端に物を捨てられないとすれば執着心の強い人かもしれない。そしてまたあなたはものばかり
ではなく憎しみや怒りにたいする執念も人一倍強いかもしれない。
 私自身捨てるのは苦手な方でもある。もののない時代に育ったと言うこともあるだろうが、それ以外に私自身がものへの
執着が強いからだと思っている。
 よくゴミの沢山でる家は栄えるという。それは執着心のない人々が住んでいるからだろう。
 だからあなたの部屋の中の何か一つ必要なくなったものを捨てるという小さな行為をバカにしてはいけない。あなたはも
し今日捨てることが出来れば、それは幸せに向けての大きな一歩なのである。
 執着心の強い自分を変える一歩なのである。必要なものと必要なくなったものを見分ける能力がついてきたということで
もある。
 「自分を変える」とはそうした小さな行動の積み重ねなのである。


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