加藤諦三の言葉 第267回 [2006/09/04]

ずるい人。
「相手の心の『表とウラ』が見える心理学」「三笠書房」


 
 ずるい人は、自分の手を汚さない。
人を利用するずるい人は、自分の手を汚さないで不当な利益を獲得する。人を利用するずるい人は、相手を人格として認めていない。周囲にいる人は、“将棋 のコマ”なのである。だから、利用するためにはニコニコもできるし、脅しで怒ることもできる
その組織で優位な立ち場に立ちたいと思っている人が二人いれば、ずるい人にとっては操作のための絶好の状況である。とにかくその二人を対立させる。人を 利用する人の常套手段の一つは、仲間割れをさせるということである。  
二人が対立していることが自分の立場を安定させるからである。そうすれば、やりたい放題できる。二人ともそのずるい人を味方につけたいから、ずるい人の することを何事も多めに見る。  
結局二人とも利用されているだけなのであるが、二人とも必死の戦いをする。そして二人とも消耗する。  


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